当法人は、furuta＆associatesの古田 菜穂子が代表理事／COO、協働パートナーとして総合印刷業のサンメッセ株式会社の取締役専務執行役員の田中 信康が共同代表理事／CEOとなり、2022年9月に設立いたしました。

「懐かしい未来のために」～Innovation inspired by Nature～をコンセプトに、GREEN DESTINATIONS 100に認定された長良川流域をメインフィールドとして、「健康」「環境」「観光」「農業」「ものづくり」「アート」「子育て」「福祉」「文化」「バイオミミクリー」「サーキュラーエコノミー」など、多様な分野において地域資源を活用し、地域社会の課題解決、環境への配慮をテーマとした社会実装プロジェクトを実行してまいります。

当日は、多くのメディア関係者を中心にご参加いただき、代表理事の古田からは「かつては日本中に長くて良い川である長良川がたくさんあったが、今では岐阜の長良川が日本唯一残る場所となった。私はこの良い川の流域で、長く社会貢献型事業を持続していくため、法人を設立した」と、長良川や岐阜のすばらしさ、この場所で活動する意図を伝えました。
田中からは「岐阜の地域資源をフル活用することで、地域に貢献しマネタイズしていく難しさが喫緊の課題となる中で、多くの企業の社会貢献事業が昨今、それらを収益化していくことの実践事例も出てきている。サンメッセは同法人の協働パートナーとして、その課題解決に向けてさまざまな取り組みをサポートすると共に、サンメッセとしても同法人に寄り添い、その中で自社の社会貢献事業を持続可能なモノにしていくべく共に汗をかいていきたい。同時に様々な発信も併行して行っていくことで、岐阜の素晴らしい地域資源を活用しながら、地域をより良くし、共感いただける皆さまとともにしっかり実績をつくっていきたい。そのためにはまさにコラボレーションが重要であり、本主旨にご賛同いただける方々との呼びかけを積極的に行い共創につなげていきたい」と、地域の理解と協働の重要性をお伝えしています。

さらに、理事 野崎利晃氏から「関市洞戸にある鑑真和上　神薬才花苑で、奈良の唐招提寺から日本最古の薬草を預かり、守っている。今後、長良川流域で健康になれる観光拠点として協働していく」とご挨拶いただいたほか、横山恵理子氏、藤井眞美氏、協力団体である株式会社日本クアオルト研究所を代表して山川淳生氏、主な活動拠点である紙布工房空桜の中谷さとみ氏、後楽荘の女将 矢野智子氏から、ご挨拶と活動への思いを語っていただきました。

説明会後には、矢野女将より、650坪に及ぶ後楽荘の茶室や庭園をご案内いただきました。

設立発表の関連記事は、5月19日の中日新聞、岐阜新聞、5月22日には中部経済新聞に掲載されました。